ということは、ただのネットブックじゃなくて、サブ開発マシンくらいにできるはずだ。
そんなことして、ちょっとインテリぶってみようとか、思わずにはいられなかったので、やってみた。
そんで、とりあえず手っ取り早く、しかもライブラリ豊富なPythonを、、と思ったが、かなりハマったので、メモっておく。
[前提] Pythonのインストール
ターミナルから「python -i」ってうつと
Python 2.6.1 (r261:67515, Jun 24 2010, 21:47:49)
[GCC 4.2.1 (Apple Inc. build 5646)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
こんな感じのが出てくるのだが、結論から言うと、これをそのまま使うことはできない。
なんでかは、忘れた。気になる人はggrks
で、とりあえずActivePython2.6をインストール。
難なく終了。/usr/local/bin/python, とか/usr/local/bin/easy_install とかできる。
さて、この時点ではpython と打つだけでは/usr/bin/python のほうが実行されてしまう。
ので、.bashrcと.bash_profileを以下のようにセットする。
.bashrc
alias python="/usr/local/bin/python"
alias easy_install="sudo /usr/local/bin/easy_install"
.bash_profile
if [ -f ~/.bashrc ] ; then
. ~/.bashrc
fi
そんで、source .bash_profile を実行。
python -i とすれば
ActivePython 2.6.6.18 (ActiveState Software Inc.) based on
Python 2.6.6 (r266:84292, Jan 7 2011, 13:13:45)
[GCC 4.2.1 (Apple Inc. build 5664)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
こんな感じでActivePythonのほうが起動される。
[1] numpy, scipy, matplotlib, PIL をインストールする前に。
環境さえ揃っていれば、これらはパッケージインストールすることができる。環境さえ揃っていれば!
そう、環境がそろっていなくてハマるのである。
まずはこいつを。
・pkg-config (http://www.freedesktop.org/wiki/Software/pkg-config)
./configure
make
sudo make install
export PKG_CONFIG_PATH=/usr/X11/lib/pkgconfig
numpyをインストールするために。
・fftw-3 (http://www.fftw.org/download.html)
あったほうがいいらしい。フーリエ変換使わないものがほとんどだと思うので、多分、なくてもある程度は動く。
scipy…多分すんなりいく。
PIL(Python-Imaging)をインストールするために。
・zlib
・jpeg-7
・libpng
ソースをネットからおとしてくる。
zlibとlibpngはふつうに./configure, make, sudo make install
jpeg-7は、
CC="gcc -arch i386"
をしてから
./configure --enable-shared --enable-static
make
sudo CC="gcc -arch i386" make install
そんで、最大の落とし穴が、1.1.6じゃないとインストールできないっぽい、ということ。
ここの1.1.6用のソースを落としてきて、
python setup.py build
sudo /usr/local/bin/python setup.py install
↑rootはaliasしてないので、絶対パスでPythonを呼び出す。
Pythonのシェルで「import _imaging」と打って、エラーにならなければ成功。
・matplotlibをインストール
パッケージから行けるんだけども。。
インストール後、
・インストールパッケージ内にあるmatplotlibrc.templateを ~/.matplotlib/matplotlibrc にコピる
・matplotlibrcの、backendのところを、MacOSXにする!
# the default backend; one of GTK GTKAgg GTKCairo CocoaAgg FltkAgg
# MacOSX QtAgg Qt4Agg TkAgg WX WXAgg Agg Cairo GDK PS PDF SVG Template
# You can also deploy your own backend outside of matplotlib by
# referring to the module name (which must be in the PYTHONPATH) as
# 'module://my_backend'
backend : MacOSX
これをしないと、「TclError」とかでてきて、ハマる。
日本語フォントを表示したいときは、過去post参照。(http://plog.search-labo.net/2011/01/matplotlib.html)
[2] パッケージインストール
なにも難しくない。
numpy, scipy, matplotlib それぞれggrks
ふぅ。。