なんか64ビット対応しているしていない、PPCの対応がある、ない、やらで、非常にややこしい。
そして、数多くの人がハマった記録を残しているが、100人が100人とも違うことを言っていてわけがわからない。
とりあえず、今回はクリーンインストール状態のMacBook Airから
・NumPy, SciPy, Matplotlib
・PIL
・PyQt
・OpenCV
をまともに使えるようにした。
過去にActivePythonで
・NumPy, SciPy, Matplotlib
・PIL
・PyQt
を使う記事をここのブログで載せていたが、その後OpenCVのインストールで詰まってしまった。
ので、今回はそれを全く忘れてMac付属のPythonでインストールするようにした。
※2011/6/21時点での情報です。これから先この方法でうまくいくかは保証できません←こんなんばっかりだから(ry
1. XCode4をインストール
・MacAppStoreから購入する。開発環境を買うとか、悔しい気もするが、我慢。
2. Homebrewをインストール
・依存関係を解決しつつソースインストールしてくれる。MacPortsみたいなもんだけども、より手軽な感じ。
3. ScipySuperPackをインストール
・これひとつでNumPy,SciPy,Matplotlibがインストールされる。
★ソースインストール(easy_installやpip installを含む)だと、ほぼ100%、Fortanのエラーに悩まされる。なので、必ずこのScipySuperPackを用いること!
ちなみに、Matplotlibの日本語設定は、
↓のフォントを入れ替えて、
/Library/Python/2.6/site-packages/matplotlib-1.1.0-py2.6-macosx-10.6-universal.egg/matplotlib/mpl-data/fonts/ttf/
↓のmatplotlibにごにょごにょする。
/Library/Python/2.6/site-packages/matplotlib-1.1.0-py2.6-macosx-10.6-universal.egg/matplotlib/mpl-data/
詳細は、過去ログを。
4. PILをインストール
・sudo easy_install pip
・sudo ARCHFLAGS="-arch i386 -arch x86_64" pip install PIL
★archを指定してやらないと、PPC用の無駄なビルドプロセスが走り、当然エラーになる。
5. PyQtをインストール
・brew install pyqt
・ビルドに、ものっすっごく時間がかかる。寝る前に仕掛けておけば翌朝にはできあがっている。
・PYTHONPATHに /usr/local/Cellar/pyqt/4.8.4/lib/python:/usr/local/Cellar/sip/4.12.2/lib/python を追加
6. OpenCVをインストール
・PythonバインディングとQtを有効活用するために、必ずPyQtよりも後にインストールする。
・brew install opencv
・PYTHONPATHに /usr/local/Cellar/opencv/2.2/lib/python2.6/site-packages を追加
これだけ。なんとも簡単ですね!
手動のソースビルドをやる前にまずはお試しあれ!!